はぐろぐ -HagLog- (仮)

旅に出ません。探さないでください。
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タイトル未定(1)
二週間前あたりから転校生が来るという噂はあった。
が、そんなことはどうでもいい。
そんなことよりも今の自分には深刻な問題がある。

一つは、自分が所属するバンドのヴォーカルが不慮の事故に遭い、
いなくなってしまったことで。
そして、もう一つは・・・。


しーん・・・とした教室をあらためて見回した。
全員が各自の座席に座り、黙々と自主学習を行っている。
この学校にはなぜか各学年に選抜クラスというものが存在し、
進級前の学年時の定期考査の総合点が、ある基準に達した者を、
上位から選りすぐって構成されるのだ。

そんなクラスに自分まで入ってしまい、気が滅入っている。
何しろ皆が皆、より成績を伸ばすために必死になっているのだ。
一年前のように楽しくワイワイとした学校生活は送れぬものなのか・・・。

・・・ハァ、無理そう。


教師Tが教室へ入り、朝が始まる。
「えー、本日このクラスに転入する者がいる。」
教師Tは言い放った。

は・・・?
転校生って、このクラスにか・・・??

選抜クラスに転校生が来るなんて。
きっと余程頭のいい奴なんだろうな・・・。
などと思っている間にも教師Tに呼ばれ転校生は教室に入ってくる。



ん、転校生って・・・。

なにやらフサフサしたのが入ってきた。
前髪は目元まで伸びきってる・・・そんで後ろ髪は束ねてる・・・髪長ぇ。
・・・獅子ですな。

そう、やってきたのは獅子獣人だった。
各学年に数人、犬や猫のひとはいるみたいだったけど、
ライオンは生で見るの初めてだわ・・。すげー。


「・・・・・・柴藤、雅人。」
そいつは一言ぼそっ、と自分の名前だけ呟いた。暗い奴だな・・。
しかし、案の定周りの連中はどうでもいい、といった顔だった。

「柴藤くんは4年間アメリカに住んでいて、
 この度お父さんの仕事の関係で日本に戻られたんだ。
 英語はバッチリだろうからいろいろ教えてもらうといいぞ。」
教師Tは言ったが。
あー、無理無理。
この人たち、他人に頼るのひどく嫌っているようですし。

「席は・・・・あ、そこ空いてるな。樋口の後ろ。」
・・・ってオレの後ろかよ。
「それじゃあ出席を・・・」

・・・むぅ。



転校生・・・えっと、柴藤だっけ。
柴藤がオレの後ろの席へとやってくる。

「オレ、樋口隆次。よろしく。」
一応挨拶を投げかけてみる。
・・・がやはり返事はなかった。
チクショウ。これだからエリートさんは・・・・・・。

とかなんとか思ったが。
柴藤はオレの顔をまじまじと見つめたままその場で動かないでいる。
う・・・、なんなんだ・・・・・・。

「・・・・・・似てる・・・。」
ボソ、と柴藤は何かを呟くと、オレの後ろの席まで行き、座った。
・・・何事。



なんだかよくわからないまま、こうして『出逢い』は訪れた。
| 詩・詞 | 04:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
積み重ねたイミテーション
いつからか
僕は僕にずっと嘘をつき続けてきた

君の笑顔
ずっと見ていたいって思う気持ちが

どこかで歪んだのかな?
真っ直ぐじゃないのかな?
僕は僕じゃないのかな?
嘘の僕は僕じゃない?

君を悲しませないため
僕は酷い奴に成り下がった
一番の笑顔のために
一番心配をかけてしまったようだ


いつまでも
嘘は通し続けていよう
そう決めていた

本物の
醜い僕は遠くへ捨ててしまおうとした

何を失ってしまったのかな?
もう何も残ってないかな?
僕は僕じゃないのかな?
僕などどこにも居ないのかな?

君のためという自分本位の
自分勝手な最低な嘘
たとえそうであったとしても
君に涙は流させたくないから


流れる月日 薄れいく景色
戻れない日々 そして・・・

さようなら・・・ さようなら・・・
愛しい人、愛しい日々

ありがとう・・・ さようなら・・・
さいごまで嘘は守りつづけた


君は最後のその時まで 笑顔を失うことはなかった
僕は最後のその時まで 笑顔を作ることはなかった

君は最後にこう言った 「もういいよ」

誰かのために生きるより
自分をもっと大切にして
自分見失って生きてみて
そこに何かが残っているの?

初めて僕という自我が生まれた
君が本当の僕を呼び覚ました
そしてこの時になって初めて気付いた

嘘をつき続けた自分こそ
本当の自分の気持ちであったと
たとえ嘘でも貫き通せば
それはきっと真実になるって

ありがとう僕の大切な人
結局君は全部知ってた
弱虫で強がりな僕の・・・

だからあらためて言うよ
ありがとう、さようなら。
| 詩・詞 | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
forget-me-not
君は今も憶えているかい?
僕と君が出会ったあの日のことを
窓の外で風に揺れてた
あの花はなんだっけ

それともそんな昔のこと
忘れてしまったのかな?
悲しいけど仕方ないね

季節は廻り 生命[いのち]は紡ぎ
また何度も甦るだろう
それでも僕らは 繰り返すことはなく
今この時を生きなくてはならない

どんな時でも 僕らは一緒だよ
今までもこれからも この先もずっと
だからいつまでも 僕を忘れないでね
目の前に咲く一輪の花に願いをこめて...


君は何て言うのだろうか?
全てを受け入れてくれるだろうか?
滲む視界にはっきりと映る
君のことを想いながら

月日は流れ 草木は枯れ果て
また新たに芽を出すのだろう
それでも僕らは 振り返ることもなく
旅立たなくてはならない

どんな時でも 僕はここにいるよ
迷ったときの 道標になるために
つらいかもしれない だけどそれでも
忘れないで、僕のことを。
ずっと...

forget me not...


時にはすれ違ったり 傷つけたりしたかもしれない

それでも君を愛した僕は 本物だったから...


僕はもうすぐ 旅に出るだろう
終わりの見えない 永いながい旅
だ け ど 、 そ れ で も
僕を忘れないでね...

木漏れ日の中 僕の目に映る
小さな花に その花の意味に

すべてをたくして......

forget me not......
| 詩・詞 | 23:32 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
ヒマワリ-sunflower-
窓の外で 風にゆれてる
あの花は 何ていう花なの?
人目につかぬよう ひっそりと
隠れるように咲いてた

何故だろう? 小さすぎる
その花を 育てようと思った

吹き抜ける風 照りつける太陽
そして君との出逢い

その花が 僕にくれた 不思議なプレゼント?

大きく育つよう ずっと二人で 見守っていこう
誰も知らないような 花のために 二人で


突然の別れ 運命のいたずら 僕は街を去る
人目につかぬよう ひっそりと
隠れるように街を去る

果たせない約束伝わらない想い
そして消えそうな 願い
新しい風 見たことない世界
だけど君はいない

あの花は元気だろうか 大きくなったかな

立派に咲くよう ずっと一人で 祈っていたよ
君しか知らないような 花のために 一人で


あの花は元気だろうか 立派に育ったかな

僕は戻って来たよ あの日の風が 吹き抜ける
大きく育った花は 僕より背が 高くなった

振り向いた先 こみ上げるあの日の想い
その花より美しく 育った君が 笑ってた Ah...
| 詩・詞 | 00:49 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
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